この日は、アンドラ公国へ日帰りします。
アンドラへは、バスを利用します。自分が宿泊しているところから近いサンツバスターミナルから、Direct busという会社が運営するバスが出ています。
8:15発のバスに合わせて、宿を出発。バスターミナルまでは、地下鉄1つ分なので歩きます。大きなサンツ駅のとなりにあり、場所もわかりやすいです。


予約していたので、印刷したQRコードを見せると窓口でチェックインしてこいと言われました。一応手続きが必要なようです。アンドラまでは3時間。のどかな風景、大きな山々に囲まれた自然などの景観を眺めながらアンドラへと進みます。

国境の辺りで一度停車し、パスポートチェックがありました。パスポートチェックはないみたいな情報もあったのですが、やはり携行する必要があります。
国境付近から渋滞が発生して、首都であるアンドラ・ラ・べリャのバスターミナルには、予定より45分ほど遅れて到着しました。


↑ロッカーもすぐ近くにあります

アンドラは、フランス大統領とスペインのウルジェイ司教を国家元首とする人口約8万人の小さい国家です。自然をメインとした観光と免税でショッピングを楽しめるというのが特徴といわれています。
今回は、滞在時間4時間(バスの遅れで3時間ちょっと)です。中心に流れるバリラ川に架かるアンドラ・ラ・べリャの文字が刻まれた橋を見るのと、少し歩いたところにあるカルデアというスパ&レジャー施設で遊び・くつろぐのが目的です。バスが遅れた分、少し歩くスピードを上げます。
まずは、バスターミナルから10分くらいのところに、サルバドール・ダリの彫刻「La Noblesse du Temps(時間の上品さ)」を発見。時計が溶けたような感じなのが特徴的です。

そして、その奥には目的の橋も発見。写真に収めます。

時間も少ないので、スパ施設へとさらに10分ほど歩きます。そして、目的のカルデアに到着し中に入るとなんと施設の大半が改修中で、一部の施設しか使えないのに最も高い料金の案内しかしていない状態……。しっかり調べてから行くべきでした。
施設利用をやめて、昼食をとりながら街をぶらぶらすることになりました。

ショッピングには興味がないので、あちこち写真に収めながら回ります。






あれよあれよとしているうちに時間が経ち、折り返しのバスの時間になり、バスターミナルへ。ここでは、チェックインの際にパスポートチェックがありました。ガラス張りの待合室は綺麗で、トイレも無料で使用できます。

バスは予定通り出発。帰りはほぼ定刻通りにバルセロナのサンツバスターミナルに到着しました。そこからは、スーパーに寄った後、宿に帰りました。少々消化不良のアンドラ日帰りでしたが、こんなこともあるのが旅行です。
翌日は、バルセロナ市内を観光して、夜には飛行機でグラナダへと向かいます。