午前中のクラクフ旧市街を散策した後、一度宿で休憩。チェックアウトをして、クラクフバスターミナルからバスでアウシュヴィッツまで行き、アウシュヴィッツ博物館・ビルケナウを見学します。13:30の見学スタートに合わせて、11:30クラクフ発のバスで1時間半かけてアウシュヴィッツに向かいました。

↑大きい荷物はバスターミナルに預けます(コインロッカーもあり)

↑大型バス、ほぼ満席でした
バスは、アウシュヴィッツ博物館前が終点になるので、駅から少し距離のある鉄道よりもバスで行くのがベターのようです。
アウシュヴィッツは、ほとんどの時間はガイド付きでのみ見学可能です。英語やポーランド語でのガイドではなかなかキツイですが、実は、日本人ガイドが1名いらっしゃいます。中谷剛さんという方で、事前に直接メールで連絡を取り、都合が良ければ1人150zt(6000円位)で参加することができます。自分は、2ヶ月ほど前から予約をしました。返事をいただけるまでに少し時間があることも踏まえて、遅くても1ヶ月前には予約した方が良いそうです。


↑中谷さん
さて、いよいよアウシュヴィッツ博物館に入ります。大きい荷物は持ち込めないので、有料ロッカー(現金不可)に預けます。荷物検査(水や傘はOK)もあるので、身軽で行くようにしましょう。今回、中谷さんのガイドに参加されたのは日本人10名。
アウシュヴィッツは、1940年から1945年まで利用された強制収容所です。当時の建物や物、写真などが残されていたり、当時の生活を再現したりしている所もあります。収容所の入口には、「ARBEIT MACHT FREIGHT」(働けば自由になる)の文字がありますが、実際は劣悪も環境で生活をしたり、ガス室に送られて殺され、焼却炉で焼かれたりと、残酷なことが行われていました。博物館には、殺された人たちの大量の髪、靴、鞄、食器などが大量に積み重ねられた展示もあります(一部撮影不可)。その中には、3年前に持ち主が分かった靴などもありました。


↑ゲート

↑ガスの元に使われたチクロンBの空き缶

↑大量に奪い取られた靴

↑粗末の住居跡を再現

↑被収容者の顔写真

↑脱走はほぼ不可能

↑銃殺が行われた死の壁

↑集団絞首台(復元)

↑ガス室

↑天井にはガスを送り込んだ穴が残っている

↑遺体を焼いた焼却炉

↑多くの子どもが女性と共に殺された

↑カメラを睨みつける表情が印象的
話を聞き、資料や展示物を見ていく中で、なんとも言えない気持ちになります。そして、どうしてこんなことが起きてしまったのかという感情が湧いてきます。続いて、少し離れたところにあるビルケナウに向かいます。
kuboさん、久々にお会いでき、お元気そうで良かったです。
返信できていませんでしたが、こまめに見ていただいたようでありがたいです。
これからも発信してまいりますので、閲覧していただければ幸いです。
私が人生で1番行かなければならないと思っている場所です。写真と説明を読むたけで、自然と感傷的な気持ちになりました。この事実を我々地球に住む人々は忘れては行けませんね。アップしていただき、感謝です!