この日の予定は、アルハンブラ宮殿、そして帰り際にカテドラルに寄ることです。スペインーイスラム芸術の最高傑作とも言われるアルハンブラ宮殿は、イベリア半島最後のイスラム王朝、ナスル朝の時代に建築されたものです。
アルハンブラ宮殿ですが、アルカサバ・ナスル宮殿・ヘネラリフェの3カ所はチケットが必要で、なおかつナスル宮殿については、入場制限があり指定の時間にしか入れません。事前にチケットを購入し、ナスル宮殿は9:30入場で予約しました。
さて、ホテルを出て、バス停のあるイサベル・ラ・カロリカ広場へ10分ほど歩きます。ガラス張りの建物の左側の通りにバス停があります。

↑正面建物の左側の通りにバス停があります


日中は、バス停前に係員がいてバスチケットを購入するようですが、自分が言った朝ははいなかったので、運転手さんから購入しました(⒈6€)。ちなみに帰ってきた時にはいました。上の写真は帰りに撮ったもので、上が黄色の人が係員です。
バスはC30もしくはC32に乗ると行けますが、バスは小さいです。混んでいる時は、きっと一つ、二つ先のバスを待つ必要がありそうです。

バスに乗り、アルハンブラ宮殿へと向かいますが、見学ルートによって降りる場所が異なるので、注意が必要です。自分は、チケットオフイス前から2つ先の裁きの門(Puerta de la Justice)で降りて、アルカサバ→カルロス5世宮殿→ナスル宮殿→パルタル庭園→ヘネラリフェの順で回ることにしました。結果的に効率的に回れたと思うのでオススメです。

↑裁きの門前
裁きの門から入場し、8:30になったら、まずはアルカサバへ。チケットとパスポートチェックがあります。ここは、最も古い部分で、ローマ時代の砦跡にモーロ人が9世紀に築いたものらしいです。見張り台・ベラの塔からは、グラダナ最古の街並みが残るアルバイシン地区が見えます。




↑アルバイシン地区

↑グラナダ市街地も見渡せます
続いてカルロス5世宮殿に。ここは、ナスル朝陥落後にできたもので、周りの他の建造物とはちょっと雰囲気が違う感じです。



カルロス5世宮殿の入口から近くにナスル宮殿の入口があるので、9:30ちょっと前から並んで待ちます。