霧のアグラを出発してデリーへ向かいます。少しずつ周りの景色も見えるようになってきた中、ひたすら車を走らせてデリーへ到着。
そして訪れたのは、フマユーン廟。フマユーン廟は、ムガル朝第2皇帝の墓廟で、頂点にドームがあるムガル様式のスタイルを取り入れたもので、世界遺産にも登録されています。廟内の中央に大理石の棺がありますが、中に遺体はありません。実際の棺は、地下に妻や子どもたちの遺体とともに安置されているそうです。
100年後に建てられるタージ=マハルの手本となったこの廟は、ムガル建築の中でも重要な位置づけにあるそうです。




そして、昼食のレストランへと向かいます。途中、第1次世界大戦や第3次アフガン戦争で戦死した兵士たちの慰霊碑として建てられたインド門の前を通りました。写真は、車内から写したものです。周りには、とんでもない数の人が……。

さて、昼食はレストランでいただきます。インド料理にありつくのはこれが最後です。遅めの昼食だったこともあって、お腹いっぱいいただきました。

レストランを後にしたら、空港へ。3泊4日のインドの旅をお世話してくれたガイドさん、運転手さんともここでお別れです。

↑左が運転手さん、右側がガイドさん。本当にありがとうございました!!
空港のターミナルに入るには、航空券の提示が必要ですが、ここでひと悶着。アプリで画面を表示したのですが、なかなか入れてくれません。何が問題だったのかよくわかりませんが、少しやりとりしたら通してくれました。ガイドさんがその様子を写真に撮ってました(笑)

今回はANA便。ステイタスのおかげで、優先レーンからほぼ並ばずチェックインカウンターに行けたので、荷物を預けます。その際、ラウンジ利用の券もいただきました。イミグレを通過したら、まっすぐラウンジに向かいます。表示もあるので特に迷うことはないかと思います。



食事も飲み物もいろいろありますが、昼食からそんなに時間が経っていないため、ここでは小さいケーキと飲み物だけしかいただきませんでした。そして、旅の写真を整理しながら、のんびりと過ごしていました。
ラウンジはとても広いので、目的に合わせてゆっくり過ごすことができると思います。




出発時刻が近づいたら、搭乗口へ。

予定通り18:55にデリーを離陸し、羽田へと向かいます。深夜便なので、機内食は1回、着陸前にお菓子やミネラルウォーターの入ったセットをいただきました。昼便の行きとは異なり、ほとんど寝て過ごしました。


羽田に到着したのは翌朝6:00前。そして、国内線ターミナルへと移動し、羽田発旭川行の便に乗り、北海道へと戻りました。
今回は、北インドだけの旅でしたが、現地空港発着の至れり尽くせりのツアーだったので、困難やトラブル、調子を崩すことなどもなく、十分満喫できました。
今回の旅は、インドのほんの一部です。まだまだ見所がある国だと思いまので、またいつか機会があれば、行きたいと思いました。