サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台からケーブルカー(グロリア線)で下り、地下鉄でテレイロ・ド・パソ駅で降りてサント・アントニオ教会に向かって歩きます。

サント・アントニオ教会は、リスボンの守護聖人であったサント・アントニオの生まれた地に建てられたものです。ここは中に入ることができましたが、撮影は禁止なので写真は外観と横の花のオブジェだけになります。


続いて教会のすぐ横にあるカテドラルへ。12世紀にモスクの後に造られたもので、ゴシック式やバロック様式などが入り混じった聖堂となっています。また、キリストと12使徒を描いたステンドグラスや昔使っていた服や装飾品など、様々な展示物も見ることができます。





↑カテドラルからの景観
そして、海の玄関口と言われるコメルシオ広場へ。18世紀の大地震で崩れた宮殿があったり、1908年にカルロス1世と皇太子が暗殺されたり、様々なエピソードをもつ場所である広場ですが、現在は大きな広場で多くの観光客が写真を撮るスポットになっています。

↑勝利のアーチを抜けて広場へ


この日も30℃超えの暑さの中、再び地下鉄に乗り、リスボンでもっともな広場であるロシオ広場へ。初代ブラジル国王になったドン・ペドロ像や噴水があり、とても賑わっていました。

続いて近くにあるバイシャ地区のランドマーク、サンタ・ジュスタのエレベーターに乗ります。このエレベーターは、100年以上前にエッフェルの弟子の建築家によって造られたものです。上にあがると、リスボンの街並み、サン・ジョルジョ城などを眺めることができます。ただ、エレベーターに乗るまでにけっこう待ち時間があります。


↑エレベーター内



そして、すぐ横にあるカルモ教会へ。ここは、リスボン大地震で倒壊した遺構となっています。倒壊前は、当時リスボン最大の教会だったそうです。




そして、宿へと戻ります。乗って、歩いての繰り返しでしたが、いろんなところを見られて良い1日でした。月曜日でやってないところが多いのがただただ残念でしたが。