この日は、リスボン市内を観光します。
まずは、地下鉄でカイス・ド・ソドレ駅まで向かい、観光案内所で前日買いそびれたリスボアカードを購入します。リスボアカードは公共機関乗り放題で、各施設が無料もしくは割引があるというものです。翌日には空港に向かうので、24時間券を購入しようとしましたが、案内所の人に、「今日は月曜日で、クローズのところが多いけどいいの?」と聞かれました。それでもいいと思い購入しました。しかし、結果的には恩恵を受けた部分もありましたが、公共機関1日乗り放題だけで良かったかなと思いました。

↑観光案内所(カイス・ド・ソドレ)

↑24時間券で31€
まずは、列車でベレンへ行き、ベレンの塔へ。ここは、16世紀初めに建てられた船の監視所。後に灯台としても使われた塔で世界遺産に登録されています。工事中なおかつ月曜日ということで閉鎖しているため、外観のみになります。優雅なテラスをもち、礼拝堂などもそなえているそうです。


続いて、近くにある発見のモニュメントへ。1960年にエンリケ王子500回忌を記念して造られたものです。エンリケを先頭に、ヴァスコ・ダ・ガマ、マゼラン、日本でも有名なフランシスコ・ザビエルなどが描かれています。日本発見は、ポルトガル船が豊後に到着した1541年と表記されています。こちらは展望台となっていますが、月曜日で休業……。


↑右から2番目がザボエルだそうです
ここからは、リスボンとアルマダとをつなぐ4月25日橋も見えます。

そして、発見のモニュメントの向かい側にある世界遺産ジェロニモス修道院へ。大航海時代の栄華の象徴と言われる修道院ですが、ここも外観のみです。ベレンの塔・発見のモニュメント・ジェロニモス修道院すべてリソボアカードで無料で入れるだけに残念でした。


続いて列車と地下鉄でカモンイス広場へ。ポルトガル最大の詩人と言われるカモンイスの像が中心に立っています。

ここ(シアード)の近くのカフェには、観光客に人気の撮影スポットと言われるポルトガルの詩人フェルナンド・ペソアの座像があります。座って撮影する人気スポットと聞いていましたが、誰も撮っていませんでした…。

次に向かったのは、カモンイス広場からすぐ近くにあるビッカ線のケーブルカー。リスボンらしい風景を眺めることができるということで、ここは完全に撮影スポットになっていました。

次は、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台へ歩いていきます。途中、天正遣欧少年使節が滞在したサン・ロケ教会がありますが、ここも休業日なので外観だけ撮って通り過ぎます。

そして、展望台へ。ここの展望台は小さな公園になっていて、この日はたくさんのお店が出ていました。オレンジ色の屋根が並ぶ景色、サン・ジョルジェ城などを眺めることができます。



あまりにも外観シリーズになりそうなので、月曜でも入れるところを求めて、テージョ川沿いの教会やカテドラルを目指すことにします。