この日は、アスワン発のアブシンベル神殿へのツアーに参加です。ツアーと言っても、送迎と神殿入口で遺跡について簡単な説明がある程度。現地では、時間内で自由に観覧という感じです。
ピックアップは、朝の4時。ひたすらアブシンベルに向かって荒野を走り抜けます。途中、休憩しますがようやく夜が明けて、周りの景色が見えてきますがほぼ何もありませんね。


アスワンには、8時くらいに到着。チケットオフィスで、チケットを購入し、ガイドさんから説明を受けます。英語のため、ほぼ分かりません。そのため、事前にガイドブックで勉強してから行きました。
ここからは、時間までに自由に回って良いとのこと。ただ、ここもなかなかの猛暑で、40度前後の中での観光になるため、水は欠かせません。
さて、アブシンベル神殿と言えば、アスワンハイダムの建設で水没する危険があったところ、ユネスコのキャンペーンにより約60m上に移動させたことで有名です。この神殿を建設したのは、古代エジプト新王国時代第19王朝のラムセス2世。自己顕示欲が強かったと言われ、この神殿が際たるものだそうです。






となりには、王妃ネフェルタリのために建造した小神殿もあり、こちらも立派です。中の柱やレリーフも素晴らしいので一見の価値ありです。




また、ナセル湖と二つの神殿のセットも映えますね。時には50度を超えるらしく、暑いのだけがちょっとキツイですが、それを除けば必ず行きたい場所ですね。暑すぎて、アイスを買って食べちゃいました。

神殿見学が終わると、再び車に乗り、アスワンへと戻ります。ツアーのほとんどは、乗車時間ですが、距離的にも気温的にも仕方ないことですね。昼過ぎには、宿に戻ることができました。