ポストイナ鍾乳洞
駆け足で観光して昼食をとったブレッドを後にし、続いてはポストイナへと向かいます。ここには、ヨーロッパ最大の大きさを誇るポストイナ鍾乳洞という名所があります。鍾乳洞内へは、時間ごとに区切られガイド付きのツアーに参加して入ります。日本語のパンフレット、そして日本語の音声ガイドがあるので、わかりやすく回ることができます。


まずは、洞窟内をトロッコに乗って2kmほど疾走します。洞窟中は10℃前後でヒンヤリとしています。真夏に入ると最初は気持ちよいですが、1時間半ほどかけて回るので、入る際には一枚羽織るものがあると良いと思います。

さて、トロッコで洞窟内を走りますが、この時点で巨大な洞窟、そして幻想的な景色に圧倒されます。思っていた以上の広さでした。


下車後は、ガイドに解説してもらいながら歩きます。動物や人、食べ物のように見える鍾乳石を探したり、美しい氷柱を眺めたりしながら進んでいきます。また、洞窟内では、ドラゴンの赤ちゃんとも呼ばれたホライモリを見ることもできます。かなり広い鍾乳洞は、歩く距離が約1.8kmほどあり、高低もあるのでけっこう疲れるかもしれません。







クロアチア・オパティアへ
思っていた以上に満足した鍾乳洞を出たら、スロベニアでの観光はこれでおしまいです。バスに乗り、この日宿泊するクロアチアのオパティアにあるホテルへと向かいます。途中、国境を越えますが、シェンゲン協定国同士のため、大きな手続きはありませんでした。
さて、今回宿泊するのは、GRAND ADRIATIC Iというホテルです。オパティアは、オーストリア=ハンガリー帝国時代から貴族が訪れていたリゾート地であるため、海沿いにリゾートホテルが立ち並んでいます。今回はそのうちの一つです。部屋はもちろん立派ですが、夕食・朝食はビュッフェ形式でメニューは豊富、飲み物もいろいろと置いてありました。


ちなみに翌朝、朝食前に海岸沿いを散歩しました。人気の海辺の遊歩道はフランツ・ヨーゼフ1世遊歩道(ルンゴマーレ遊歩道)。途中にある乙女とカモメの像は記念撮影のスポットで、朝から観光客が訪れていました。また、ホテル沿いの海では、朝から海水浴をしたり、日光浴をしたりする人もいました。


