ピサの宿に荷物を置いたら、ピサ観光に出かけます。
ピサと言えば斜塔が有名ですが、斜塔のあるドゥオーモ広場へと向かいます。ピサ中央からバスでも行けるらしいですが、歩いて25分くらいなので歩きます。ピサ中央駅からは、クリスピ通りを通り、ソルフェリーノ橋を渡り、ローマ通りを行けば着きます。同じ場所を目指す人が多いので、ついていけば大丈夫です。
ソルフェリーノ橋から見える、アルノ川とピサの建物群は何か風情を感じます。(ただ、川の色は微妙……)

ピサの見どころが集中するドゥオーモ広場に着くと、白く輝く壮大な聖堂であるドゥオーモと、斜塔(鐘楼)が、目に入ってきます。

斜塔をはじめ、この周辺にある建物に入るには、それぞれお金がかかります。斜塔に登るには予約が必要なので、すべての施設に入れるチケット(27€)を、オンラインで購入しておきました。※このチケットがあれば、トイレ(1€)も無料で使用できます。
広場に着いたのは、11:00過ぎ。斜塔に登る時刻を12:00で予約していたので、まずはドゥオーモの中を見学します。
ピサ・ロマネスク様式の最高傑作と言われるだけの壮大な聖堂の中も圧巻の景色が広がっています。説教壇や彫刻、壁画どれも美しい限りです。




続いて、美しい宝石箱と呼ばれる、洗礼堂(バッティステロ)。こちらは中に入ることはできなかったので、外観だけ。内部修復中らしいです。


次は、大理石の高い壁で囲まれたカンポサイト(納骨堂)。フレスコ画や街の歴史を語る品々、広い中庭を楽しむことができます。





そして、斜塔を目指しますが、荷物は専用のクロークに預ける必要があるので、先に預けます。入場の30分前から、チケットのQRコードで扉が開くシステムになっています。

↑この彫刻の奥のところが荷物を預けるところになります
いよいよ斜塔に登ります。1173年に着工されたこの建物。北側と南側とでは高さは70cmも違います。手すりもない傾いた塔の251段の階段を上がっていきます。屋上まで行くと、傾きのスリルを味わえることはもちろん、ピサの街の風景、ドゥオーモや洗礼堂などを見渡すことができます。倒壊を防ぐ為の工事がされているとは言え、南側の低い方に行く時は、足が竦みます。






下った後は、荷物を受け取り、美術館はパス。最後に斜塔を支える写真を一枚撮り、広場を後にしました。広場では、みなさん、それぞれいろんなポーズで写真を撮っていました。

帰り際、広場を出てすぐのところにあるレストランでちょっと遅めの昼食。ピサでピザをいただき、宿へと戻りました。

