この日は前日に続いてニューヨーク観光をして、その後空港近くの宿に移動する予定でしたが、急遽メジャーリーグメッツ戦を観に行くことにしました。理由は、この日のメッツの先発投手が元ソフトバンクホークスの千賀投手だったからです。また、試合が13:10プレイボールのデーゲームということで、宿への移動も暗くなる前にできそうです。
急いでチケットを購入しようとしますが、公式アプリではアメリカ在住でない場合、2週間以上前でないと取れないということが判明。そこで、手数料が発生しましたが、現地のツアー会社を通してゲットしました。
8:30過ぎには荷物を預けて宿をチェックアウト。荷物を預けるには5ドルかかりますが、市内の預かり所の値段に比べれば戻ってくる手間があれど安いものです。球場に行く前に歩いてセントラルパークへ。
ニューヨーク市民に愛されるセントラルパーク。映画・ドラマなどにもよく登場するほどメジャーな公園です。様々なオブジェや噴水、池や橋、訪れませんでしたが動物園もあります。天候が良かったので、ランニングやウォーキング、サイクリングしている人がたくさんいました。







そして、地下鉄を乗り継いでニューヨークメッツの本拠地、シティフィールドへ。Mets Willets Point駅を降りると目の前にスタジアムが見えます。開場の20分前くらいだったのでちょうどいい時間です。

いよいよスタジアムに入場します。まずは、フィールドを見たり、球場をぐるっと見て回ります。メジャーリーグのスタジアムらしい開放感がとても素敵です。快晴の空がまた映えます。



そして、自分の座席位置を確認。一塁側内野席のけっこう前の方で、選手の表情や臨場感もすごく伝わってくる場所でした。球場グルメはけっこう高めなので、ホットドッグと飲み物くらいにして自分の席で試合開始を待ちました。日差しが強く、観客は試合開始直前になってから席に着く人が多いため、メッツベンチのすぐ上まで近づいてみました。すると、警備員さんが快く写真を撮ってくれました。



いよいよ試合開始。ナリーグ東地区首位に立つメッツのエースとも言っていい千賀投手がマウンドに立ちます。相手はワシントンナショナルズです。初回は、四球やヒットで走者を許しますが無失点に抑えます。

その裏のメッツは、チャンスを作るとマクニール選手の3ランが飛び出し幸先よく先制します。その後、千賀投手は相手を寄せ付けないピッチングで無失点を続け、4回裏にはニモ選手のホームランでメッツが4-0とリードして試合は進んでいきます。
しかし、好投を続けていた千賀投手にアクシデントが起きます。6回表一死で、ファーストゴロに打ち取り、ベースカバーに行った際、ファーストのアロンゾ選手の送球が少し浮いてしまいます。千賀投手がジャンプして好捕し、アウトにとりましたがその瞬間、千賀投手が転げ回り、足をおさえて悶絶…スタジアム内は悲鳴に包まれます。
全員が心配する中、千賀投手は立ち上がり、自力でベンチに下がりましたがここで無念の交代です。好投し、この時点で再び防御率トップに立っていただけに非常に残念でした(結局右太腿肉離れでIL入り)。
試合はそのままメッツリードで進んでいきます。7回表終了後の「Take Me Out to the Ball Game」では、みんなが大きな声で歌い、メジャーリーグのスタジアムらしい盛り上がりを見せていました。

最後まで観たいところでしたが、8回表が終わったところで、スタジアムを後にしました。試合は最終回にナショナルズが追い上げましたが、メッツが4-3で逃げ切り、千賀投手は7勝目を挙げました。
宿に戻り、荷物を受け取ってニューアーク空港近くの宿泊場所に向かいます。空港近くの駅から歩いて行けると思ったら、歩いてはいけないことが判明し、結局高いタクシーに乗って移動しました……。
今回お世話になる宿は、Dayton Dreamという民宿タイプの宿です。空港からは近く、近くのお店や場所なら車で送迎もしてくれます。朝の軽食も用意してくれており、部屋やバスルームなどはきれいに保たれていて、非常に快適でした。

翌日は、アメリカを離れ、ペルーのリマまで移動します。