この日は八戸を出発して海沿いから岩手県に入り、観光をしながら最終目的地は宮城県大崎市にあるホテルとなります。
北山崎
まず向かったのは、断崖が連なる北山崎。海面からの高さ200mの大海食崖が連なる景色は、日本交通公社全国観光資源評価の「自然資源・海岸の部」で唯一の特A級に格付けされているそうです。
展望台が3つほどありますが、階段が360段以上あるという表示を見て、第1展望台からの景色だけ見ることにしました。晴れた三陸の海と断崖をきれいに見渡すことができました。


明戸海岸防潮堤(震災遺構)
続いて龍泉洞に向かう前に、近くにあった明戸海岸防潮堤へ。ここは、2011年の東北の震災の時に起きた大津波で被害のあった明戸海岸の防潮堤が震災遺構として残されています。当時の写真なども掲示されており、その凄まじさを実感できる場所となっています。

龍泉洞
そして、日本三大鍾乳洞の1つ龍泉洞へ(残り2つは、高知県の龍河洞と山口県の秋芳洞)。20年近く前に行ったことがあったのですが、きれいな青い水があったかなくらいしか覚えていなかったので、久々に訪れることにしました。
無料駐車場に車を停め、まずは龍泉洞内へ。今なお調査が続けられているそうで、全長は5000m以上とも言われています。観光コースは約700mほどですが、地底湖に見る「ドラゴンブルー」の青さは半端ではありません。
また、調査の過程の写真なども飾られており、歴史も一緒に学ぶことができます。





鍾乳洞を出たら、道路を挟んで向かいにある龍泉新洞科学館へ。ここは、鍾乳洞がよく発達している事や水流の痕跡が残っていて学術的に貴重な事から、科学館として公開されているところです。洞窟そのままを科学館とした、世界で初めての自然洞穴科学館となっています。先に回った龍泉洞よりも冒険的な要素は強いかなという感じです。



龍泉洞を後にしたら、内陸へ移動。盛岡で軽く昼食を取り、花巻市へと向かいます。
宮沢賢治記念館
花巻に入って向かったのは、宮沢賢治記念館。ここでは、宮沢賢治の生涯はもちろん、その世界観や宇宙観を基に、展示が構成されています。賢治の愛用品、原稿などの展示に加えて、ビデオやスライド、図書資料などが充実していました。




周りには、イーハトーブ館や童話村などの施設もありますが、記念館だけを見学して、宮城県へと向かいました。
宮城県へ
東北自動車を通って宮城県に入り、この日の宿泊先は大崎市にあるプラザホテル古川へ。部屋はきれいで、ビュッフェ形式の朝食もおいしく、大浴場(男性用のみあります)も良かったです。


翌日は、西側の山形県を回ってから、宮城の県庁所在地、仙台市に宿泊の予定です。

コメントありがとうございます。
自分の旅の記憶が曖昧にならないようにと記録していますが、楽しんで読んでもらえたら幸いです。
この後、東北編が終わると、韓国編、沖縄・福岡編と続く予定です。
お元気で旅してますね。
ブログ楽しみで見て、読んでます。
一緒に旅してる感あります。