この日は、「モアイ+ラノカウ火山口+鳥人儀式跡☆イースター島の神秘に触れる半日ツアー」という午前中だけの半日ツアーに参加します。島の南西、空港の裏辺りの観光地を回ります。
9:00にピックアップということで待っていましたが、来ない……。心配になり緊急連絡先(なぜかブラジル)にすると、30分くらい遅れるとのこと。結局、30分ちょっと遅れてピックアップ。参加者は自分1人だっただけに何だったのでしょう。しかも、車の調子が悪く、何度かエンジンがかからないようなこともありました。せめて遅れたことをひと言詫びてほしかったなあとは思いました。
ただせっかくなので、気持ちを切り替えて観光を楽しむことにします。初めに訪れたのは、ヴィナプというところ。ここは、アフと呼ばれる祭壇と、珍しい女性のモアイが見られる場所です。アフの一つはかつてモアイが9体ほど立っていたと考えられていますが、現在は周りに倒れたモアイがあるだけです。風化も激しく、言われないとわからない感じです。
もう一方のアフは、非常に精巧なもので、クスコなどで見てきたインカ遺跡と同じように石が積み上げられています。その近くに島(世界?)唯一の女性のモアイが立っています。また、頭だけを出したモアイもありました。





↑左下が女性のモアイ像です
続いては、ラノ・カウです。ここには巨大なクレーターにできた湖があり、青く澄み渡った水が吸い込まれそうなほど神秘的です!また、湖に生えているのは、トトラ。チチカカ湖で生えていた葦です。やはり南米文化とイースター島の文化につながりはあるのでしょうか!?それにしても絶景です。これだけでも来た価値があるいう景色です。


最後に向かったのは、オロンゴ。ここは、かつて島の政治を決めていた儀式「鳥人儀礼」が行われた場所。モアイは18世紀頃に倒されてしまい、それ以降は鳥人儀式が盛んになったといわれています。また、見たことのある岩屋や岩絵などが残されていました。それ以上に、断崖絶壁からの眺めが最高!絶海の孤島にふさわしい景色が見られます。





あっという間に終了して、宿まで送ってもらいました。小休止して、今日も村の中心地まで歩きました。そして、海岸沿いを歩き、何枚か写真を撮りました。イースター島では、数は少ないですが、海のレジャーもやっているようですし、サーフィンをしている人もいました。


そして、海岸沿いにあったオーシャンビューのレストランへ。たまたま日本食を含むアジア料理を提供しているレストランで、タコの巻物とラーメンをいただきお腹いっぱいになりました。



そして、地味な上り坂を戻って、宿へ。ペルーの高地で鍛えられたのか、足は疲れますが、不思議と息切れしません!とりあえず宿に戻ったら、ブログの更新作業をしてゆっくり過ごしました。
翌日は、いよいよモアイ三昧の、1日ツアーに参加します。