シェーンブルン動物園
広大な敷地のシェーンブルン宮殿内にあるシェーンブルン動物園。複数の出入口がありますが、グロリエッテを下ったところの入口で券を買って入園しました。マリア・テレジアの夫、フランツ1世が1752年に創立した現存する動物園では世界最古です。入口でパンフレットをもらってある程度どう回るか考えていきます。

動物園はどこに行っても同じですが、なかなか姿を拝むことができない動物や、寝ていたり、ぐったりしたりしている動物がいます。ここでも、トラやチーター、ライオンの姿は見ることができませんでした。また、カバやコアラなどはほぼ寝ている状態でした。


それでも、遠くて写真には撮れませんでしたが、オオカミが動き回る姿をみることができましたし、ジャイアントパンダが食事をするところを間近で見ることもできました。上野動物園で長時間並んで後ろ姿しか見られなかったパンダを、今回はたまたまかもしれませんが、並ぶことなく至近距離で見ることができてラッキーでした。

全部は回りませんでしたが、7、8割の動物は見られたかなと思います。先日のシンガポール動物園もそうでしたが、展示の仕方やレストラン・カフェ等、来園者に向けて見せ方楽しみ方を工夫していることを感じました。






動物園を後にして庭園の中心に出ると、観光客の数が桁違いに増えていました。ウィーンで最も多くの観光客が訪れる場所なだけあります。特にグループでのツアー客や学習の一環で来ている学生がどっと増えたように感じました。

宮殿内には馬車博物館や宮廷劇場、庭園内には迷路庭園や日本庭園など、まだまだ見所はありますが、この辺りで満足。地下鉄を乗り継いで戻ることにしました。
翌日は、ウィーンから世界有数の美しい湖岸が見られるハルシュタットへと移動します。
