初海外 2018台湾

 言葉や食事が…という短絡的な理由で国内専門だった筆者ですが、2017年夏にパスポートを取得しました。2018年1月、同僚と2人で台湾(ツアー)に行くことになりました。

 初の海外に台湾を選んだ理由は、「近い・食べ物がおいしそう・漢字が分かればなんとかなる」くらいなものでした。

 当時は紋別市に住んでいた私は、朝から高速バスで札幌に移動し、JR(快速エアポート)に乗り換えて新千歳空港に向かい、新千歳空港から桃園空港への直行便に乗りました。桃園空港からは、バスで台北市内に移動しました。ホテルにチェックインした後は、ガイドさんがおすすめのお店に夕食をとりに行きました。この旅で一番おいしかったかもと思うくらい、どれもおいしい料理でした。

 翌日、まずは故宮博物院へ行きました。多くの秘宝が展示されていましたが、もう少し事前にどんなものがあるか調べておけばよかったと若干後悔しました。

 続いて蒋介石を記念して建てられた、中正記念堂へ。当時は工事中で、全体を拝むことはできませんでした。そして、毎時行われる衛兵の交代式を観覧しました。蒋介石像の前で行う交代式は、残念ながら2024年7月に中止になったそうです。

 続いては昼食。小籠包の名店、鼎泰豊へ。人気とあってたくさん人がいましたが、すんなり入店。こういうところはツアーの強みですね。熱々の肉汁が口に広がるおいしい小籠包を満喫しました。

 昼食後は、商売の神様・関羽が祀られているという行天宮へ。お参りの仕方をいろいろ話してくれていたのが、雨と寒さであまり記憶が……1月の台北はけっこう寒いですよ。

 そして、この日のラストは夜の九份。千と千尋の神隠しのモデルとも言われる街並みを楽しみたかったところでしたが、この時、雨が最もひどくなり、写真を撮ったら、すぐにレストランへ行きました。雨の九份も良いですが、天気がいい時に来たかったですね。天気が悪くても、我々のような観光客は、たくさんいました。昼夜問わず、人が多いそうです。

 翌日は、瑞芳駅までバスで移動した後、ローカル鉄道平渓線で十份へ。線路でランタンを上げたり、列車が通る様子をながめ、少し歩いて近くの十份大滝まで行って名瀑を見てきました。

 続いては、金瓜石の黄金博物館」に。日本時代の宿舎跡や坑道跡ももあり黄金採掘がテーマの博物館です。大きな金塊に触ることもできます。

 台北市外に戻って台北101へ行き、夜の台北を堪能しました。ここでも天気がもっと良ければと思いましたが……。

 ホテルに戻った後は、フロントの人に紹介してもらったマッサージ店で疲れを癒しました。

 翌日は早朝にチェックアウトをして、バスで桃園空港へ行き、新千歳空港へと戻りました。

 初海外でしたが、まったく困ることもなく、天気以外は十分すぎる旅でした。今回は、同僚と2人でツアーに参加でしたが、台湾なら1人でも行けると思い、8月に今度は1人で行こうと決意するのでした。

旅ichi

どこへでも行く旅行好き。2018年の初海外をきっかけに海外旅行にもはまる。また、大学卒業まで続けるほどの野球好き。20年近く少年野球に携わる。北海道旭川生まれ。札幌市、斜里町、訓子府町、紋別市を経て現在は旭川市に住む。

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