2018(平成30)年6月、ビザなし(自由訪問)で、択捉島に行くことになりました。
今回は、祖母の出身である択捉島内保があるオホーツク海側ではなく、太平洋側への上陸を試みる訪問に参加しました。
初日は、天気の良い中根室港を出発し、穏やかな中航行し、古釜布沖(だったと思います)で船内泊します。
※国後島爺爺岳

2日目、国後島を超え、択捉島の上陸を試みます。天気は悪くないのですが、少し波が……。やや遠めに単冠湾を見渡せるくらいまで航行しながら、上陸できるかどうか探ったようですが、なかなかOKが出ませんでした。
※沖合から見える択捉島(建物や橋がかすかに見える)

島への上陸場所は、普通の砂浜のため、ちょっと波が高いと上陸することができません。初めて参加した自由訪問では、ほぼ予定通り上陸できたため、「この天候でも上陸できないの?」と思ってしまいますが、高齢の参加者も多いこともあり、上陸には危険という判断が下されるようです。
翌日も残念ながら上陸することができず、今回の訪問は、洋上慰霊と船内での交流・講話などがあって終わりました。上陸する難しさを実感した訪問となりました。