朝8時にプラハ本駅前のバスターミナルに着き、近くにある宿に荷物を預けたら、プラハ観光に出かけます。プラハの街は、長い歴史の中で周辺国から侵略を何度も受けつつも破壊されずに発展してきたため、ロマネスクからゴシック、ルネサンス…近現代に至る建築物が渾然一体となり保たれています。
この日は、旧市街を中心にプラハ城まで歩いて回ります。まずは、城壁の門としてかつて活躍した火薬塔(火薬門)。ここが今回の起点となります。

火薬塔を抜けて旧市街広場へ続くツェレトゥナー通りを5分ほど歩きます。この辺りは、お土産店が並んでいます。※写真を撮ったのは朝なので閑散としています

すると、旧市街の中心となる旧市街広場へと出ます。まずは、旧市庁舎南側にある天文時計。15世紀頃に造られた時計で、天動説に基づいた天体の動きと時間を表しているようです。毎時ちょうどになると時計の仕掛けが動き出します。9時前だったので、時刻になるまで待って仕掛けも見ることができました。

↑この時は9時なので人はそれほどでしたが、日中はすごい人の数に注意‼︎
広場には他にも、バロック様式の聖ミクラージュ教会、ゴシック様式のティーン教会、ロココ様式のキンスキー宮殿が立ち並んでいます。また、ティーン教会とキンスキー宮殿の間には建物の角に石の鐘がある、その名も石の鐘の家があります。そして、広場の中心にはチェコの宗教革命の先駆者ヤン・フスの像があります。

↑聖ミクラージュ教会

↑キンスキー宮殿

↑ティーン教会

↑石の鐘

↑ヤン・フス像
天文時計を見届た後、カレル通りを抜けると、ヴルタヴァ川に架かるカレル橋へと出ます。プラハ最古の石橋であるこの橋の両端には橋塔があり、橋の欄干には様々な聖人像が並びます。

↑旧市街側橋塔



↑高いところに見えるのがプラハ城

↑マラー・ストラナ側の橋塔
マラー・ストラナ側の橋塔を抜けたら、プラハ城への上り坂が始まります。