やや回復した体で遺跡へ
前日は寝るだけ寝て、体調回復に努めましたが、起きたら少し改善。ホテルの朝食も少し食べることができました。ということで、ペトラ遺跡に行くということに決定しました。
ホテルからは、徒歩3分もないところに入口があり、セキュリティーを抜けるとチケットオフィスがあるので、世界一高いと言われる入場料を払って(50ヨルダンディナール=約10000円)、チケットを購入し、近くにあった日本語用パンプレットを取ります。この日本語パンフレット、一部ハングルで書かれていたり、日本語の言い回しがおかしかったりするなど、少々いい加減です…。


エル・ハズネへ
初めは、平坦な広い道を進みますが、途中からシークと呼ばれる狭い峡谷を通ります。この辺りから、頭の中には、インディジョーンズの「レイダースマーチ」が流れますね。そして、インディジョーンズ最後の聖戦の舞台となったエル・ハズネ(宝物殿)が見えてきます。峡谷の奥に突然現れる巨大な遺跡は圧巻です。




エド・ディルへ
さあ、ここはまだ序盤戦です。目標は、奥地にあるエド・ディルを目指します。エル・ハズネからは、まだ比較的アップダウンの少ない道を進みます。途中、劇場や列柱道路、大神殿を抜けていきます。




レストランやトイレなどのスペースを抜けると、ここからは地獄の登りです。途中、お土産を売る露店などはありますが、とにかく登ります。体調面を考えるとちょっと後悔ですが、とにかく進みます。



そして、登りきった先に最大の建造物エド・ディルがあります。苦労した甲斐があったと思えるくらい立派でしたが、疲れ切って1時間以上、休憩してしまいました(動けませんでした)。


帰路はヘトヘト
帰りは下りですが、ヘトヘト。平らになったところでロバに跨ることに(10ヨルダンディナール)。意外にジグザグ道や上下の激しい道を通ったため、バランスを保つのは難しかったです。

エル・ハズネに戻ってきた所で、反対の高台に登ります(10ヨルダンディナール)。エル・ハズネを向かえに見る形で写真に撮ることのできる絶好のポイントです。

もう歩くのが限界に達していたため、残りの道はシャトルカー(15ヨルダンディナール)を使って戻りました。この後、夕方のアンマン行きのバスまで時間があるので、少し腹ごしらえをして、ゆっくりしました。

アンマンへ
アンマン行きのバスは17:00発。座席は2階の先頭ということで、行き以上の特等席でしたが、ほぼ爆睡してアンマンに到着。降りたところからすぐの、سما عمان للشقق الفندقية Sama Amman Hotel Apartmentsが宿泊先です(アラビア語は分かりません)。やたらと部屋があり、ほぼ泊まるだけには勿体無いくらい立派なホテルでした。


体調は疲れはあるものの、回復傾向、翌日はエジプトへと飛びます。
