世界一周を振り返り⑤（現地ﾂｱｰ）

　アクセスが難しい、ツアーやガイドがいないと行けないというところは、現地ツアーに参加しました。また、トラブルや体調の都合で、止めた現地ツアーもありました。

　参加してみてとても良かったこともあれば、ちょっと物足りないなあと思うこともありました。参加した現地ツアーを、独断と偏見の査定で振り返ります。

①ｼﾞｮﾝﾌﾞﾗﾝとﾋﾟﾝﾄﾞｩﾙ洞窟のｶﾞｲﾄﾞ付きｱﾄﾞﾍﾞﾝﾁｬｰ（ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ・ｼﾞｬﾜ島　英語）

　ハーネスを付けて40ｍ以上降下した先にあるジョンブラン洞窟の光が差す光景は幻想的。ピンドゥル洞窟探検やオヨ川でのチュービングも最高。希望の方はジャンプから川へダイビングできます。冒険感を味わいたい人にはオススメのツアーです。

　オススメ度～★★★★★

②ｳﾌﾞﾄﾞのﾊｲﾗｲﾄとﾀﾅﾛｯﾄ寺院の夕日を巡る8時間の旅（ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ・ﾊﾞﾘ島　英語→日本語）

　前半は、猿の楽園モンキーフォレスト、聖なる泉が湧き出るヒンドゥー教寺院であるティルタ・ウンプル寺院、バリ島の中でも美しい棚田で有名なﾃｶﾞﾗﾗﾝ。昼食をはさんで、海岸沿いにあるタナロット寺院。タナロット寺院での夕日を拝めませんでしたが、バリ島をコンパクトに回るにはベストなツアー。急遽、日本語を話せるガイドさんに変更してくれたのはラッキー！！

　オススメ度～★★★★

③ｺﾓﾄﾞ国立公園ｽﾋﾟｰﾄﾞﾎﾞｰﾄﾂｱｰ(ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ・ﾊﾟﾀﾞｰﾙ島、ｺﾓﾄﾞ島他　英語）

　コモド島に行くにはレンジャーの同行が必要なため、ツアーに参加することが必須。前半のパダール島やピンクビーチの景色は絶景！！コモド島では、恐竜のようなコモドドラゴンを見ることができます。タイミングが良ければ一緒に写真も撮影できます。タカマカサという白浜に上陸して南国の海を満喫することもできました。

　オススメ度～★★★★★

④ﾗﾝｺ洞窟とﾋﾞｰﾁのｼｭﾉｰｹﾙの半日旅行(ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ・ﾌﾛｰﾚｽ島　英語）

　フローレス島の街や海や山を見渡すことのできるアメリアの丘からスタート。シュノーケルポイントでは、サンゴや魚がたくさん見られました。ボートで移動した先にあるランコ洞窟の中は、鍾乳洞と青く光る水が見え、泳ぐことができます。到着日や島の観光初日には良いですが、前日にコモド島のツアーに比べてしまうと、ちょっと印象が落ちる感じです。

　オススメ度～★★★

⑤ｱｽﾜﾝ発のｱﾌﾞｼﾝﾍﾞﾙ神殿へのﾂｱｰ（ｴｼﾞﾌﾟﾄ・ｱﾌﾞｼﾝﾍﾞﾙ　英語）

　アスワンを早朝に出発する日帰りツアー。アスワンハイダムの建設で水没する危険があったところ、ユネスコのキャンペーンにより約60m上に移動させたことで有名な神殿を眺めることができます。ツアーと言っても送迎と入口での遺跡説明くらいで、神殿見学は時間内でフリーです。日中はかなり暑いので、日焼け対策と水分補給は必須。

　オススメ度～★★★★

⑥ﾚｲﾝﾎﾞｰﾏｳﾝﾃﾝとﾚｯﾄﾞﾊﾞﾚｰのｶﾞｲﾄﾞ付きﾂｱｰ（ﾍﾟﾙｰ・ｸｽｺ　ｽﾍﾟｲﾝ語＆英語）

　夜中の3時台に出発して行く、レインボーマウンテンとレッドバレー。展望地点は５０００ｍを超えるため、後半は少し歩いたら休憩の繰り返し。体力はもちろん、高地順応をしっかりしてから行かないとリタイアすることになります。この日は、レインボーマウンテンは雪でほぼ見えず、レッドバレー行きは中止に……。ガイドさんにもらった写真を見せてもらうと絶景が広がっています。景色を拝めなかったので、オススメ度は控えめです。

　オススメ度～★★★

※写真は、ガイドさんからもらったデータです

⑦ｸｽｺ→ﾌﾟｰﾉへのﾊﾞｽ移動＆ﾂｱｰ（ﾍﾟﾙｰ・ｸｽｺ、ﾌﾟｰﾉ他　ｽﾍﾟｲﾝ語＆英語）

　インカエクスプレスによるクスコからプーノへバス移動しながら観光するというもの。教会や古代の遺跡、アンデスの景色を堪能しながら大きな観光バスで移動でき、昼食までついているので、長時間移動だけだと辛いという人には断然オススメできます。逆区間もあるので、プーノからクスコへ移動する時に申し込むことも可能です。

　オススメ度～★★★★

⑧ｳﾛｽ浮遊島とﾀｷｰﾚ島終日ﾂｱｰ（ﾍﾟﾙｰ・ﾌﾟｰﾉ　ｽﾍﾟｲﾝ語＆英語）

　トトラを積み重ねてできた浮島がウロス島に上陸して、島での生活について学び。体験することができます。オプションでトトラ船に乗船してチチカカ湖を移動することもできます。タキーレ島は、織物などの手工芸品と農業を中心とする小さな島で、プーノなどの湖畔から離れていることもあり、昔のままの生活を続けているケチュア民族の生活を見ることができます。まるで海かのようなチチカカ湖を高速ボートで進むので快適に移動できます。

　オススメ度～★★★★

⑨ｱｸﾞｱｽ･ﾀｰｺｲｽﾞ･ﾐﾙﾌﾟ終日ﾂｱｰ（ﾍﾟﾙｰ・ｱﾔｸﾁｮ発　ほぼｽﾍﾟｲﾝ語）

　アヤクチョ郊外にある、渓谷に、プール状になった水たまりが重なる景色があり、それを見るためのツアー。美しいターコイズブルーを間近に見られて感動しました。プールに入ることはできませんが、きれいな水に癒されます。アヤクチョから１２０ｋｍくらいの場所ですが、狭い道や砂利道、崖沿いを通り、片道4時間近く（一度の休憩を含む）かかります。景色は最高ですが、車での長時間移動や高地でのトレッキングがキツイ人には、あまりおすすめできません。

　オススメ度～★★★★

⑩ｵﾛﾝｺﾞ儀式村＆ﾗﾇ･ｶｳ火山半日ツアー（ﾁﾘ・ｲｰｽﾀｰ島　英語）

　アフと呼ばれる祭壇と、珍しい女性のモアイが見られるヴィナプから観光はスタート。ラノ・カウという巨大なクレーターにできた青く澄み渡った水の湖がなんとも神秘的でした。最後は、かつて島の政治を決めていた儀式「鳥人儀礼」が行われた場所オロンゴに立ち寄ります。半日なので、観光初日などにはオススメです。お迎えが遅かったのは喝です！！

　オススメ度～★★★★

⑪ﾓｱｲ像の来し方を訪ねる！ｲｰｽﾀｰ島 ｱﾅｹﾅ1日ﾂｱｰ（ﾁﾘ・ｲｰｽﾀｰ島　ｽﾍﾟｲﾝ語＆英語）

　イースター島の観光写真でお馴染み、海辺に並ぶ15体のモアイ像アフ・トンガリキや、モアイ製造工場だったラノ・ララク山を訪れます。白砂が輝くアナケナ・ビーチへ行き、海水浴を楽しむ時間もあります。イースター島の観光地のほとんどはツアーガイドの同行が必須となりますので、イースター島と言えばの景色を望む方にはオススメのツアーと言えます。

　オススメ度～★★★★★

⑫ﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄ ﾂｱｰ: ﾗﾊﾟ ﾇｲ洞窟の地下世界（ﾁﾘ・ｲｰｽﾀｰ島　英語）

　太古の火山活動によって形成されたこの溶岩洞の深部に足を踏み入れ、何世紀にもわたって自然によって刻まれた独特の地層を楽しみことができます。ラパヌイ族の古代の信仰と習慣についての説明を聞きながらのハイキングですが、かなりの距離を歩きます。小さな穴から入る洞窟は冒険心をくすぐります。イースター島のコアな部分に触れたい人にはオススメですが、体力的にはきついかも。そして、ピックアップが1時間以上遅れたことが減点です。

　オススメ度～★★

⑬ﾙｰﾄ66を巡る！ｸﾞﾗﾝﾄﾞｷｬﾆｵﾝ国立公園&ｱﾝﾃﾛｰﾌﾟ&恐竜の足跡&ﾎｰｽｼｭｰﾍﾞﾝﾄﾞ日帰りﾂｱｰ（ｱﾒﾘｶ・ﾗｽﾍﾞｶﾞｽ発　日本語）

　夜中の２時に出発して、長時間移動が多いですが、星空観賞に始まり、ホースシューベンドやローワーアンテロープ、グランドキャニオンなどを効率的に回ってくれます。アメリカの大自然が作り出した絶景を眺めることができます。移動車内はWifi完備、トイレ休憩もこまめに取ってくれ、ガイドさんの話もわかりやすくとても良かったです。自然メインなので、天気がどうかで景色もだいぶ変わってきます。

　オススメ度～★★★★★

他には

　ヴィエリチカ岩塩鉱やドジャースタジアムのスタジアムツアーなど、英語でのガイドを受けながら回ることもありました。簡単な単語はわかりますが、やはり聞き取れるともっと良かったとその都度思いました。