2024年8月ネパール⑦(スワヤンプナート・クマリの館など)

 昼食後、まずはスワヤンブナート寺院(世界遺産)へ。ここは、カトマンズ盆地がまだ湖だったころから丘の上に建っていたという伝説をもつ場所です。駐車場から石段を上がると、展望台やストゥーパがあります。

 また、ここは「モンキーテンプル」と言われるくらい猿がものすごくいます。食べ物を持っていると、襲われる可能性がありますので、持ち物には要注意です。

 続いては、カトマンズのダルバール広場へ。2015年の大地震の影響で、今も修復が進められてる様子がはっきり見てとれました。また、この頃ずっと持ちこたえてきた天気に異変が……雨が降り出してきました。

 そして、ダルバール広場内にある、クマリの館へ。生き神・クマリは、ネワール仏教徒の僧侶カーストの家族から、初潮前の美しく利発な少女が選ばれ、親元から離れたこの館に住み、人々のために祈願や占いを行います。ただ、時代が変わる中、今後のクマリの在り方には、不確定なものが多いらしいです。

 さて、そのクマリが館の窓から顔を見せるのは、昼(11:00~12:00)と夕方(16:00~17:00)と決まっているそうです。その時間にいたとしても、顔を見せないこともあるらしいので、運もあります。

 雨が降る中、多くの人が上の窓を見つめながらひたすら待ちます。しばらくすると、何やら傘を下ろせ、写真を撮るな、という注意する声が響き渡りました。すると、窓からクマリが窓を開けて姿を見せました。我々を含め、みんながクマリに向かって合わせます。ただ、クマリはわずかな時間で姿を隠してしまいました。

※ここで、クマリを写すことは禁じられていますので、注意しましょう!!

 その後、雨がさらに強くなる中、ホテルへと戻りました。

 ホテルに荷物は預けていましたが、部屋は、使えません。ホテルのレストランで夕食を済ませて、空港行の車が出る時刻を待ちます。

 そして、フライト時刻に合わせてカトマンズの空港へと向かいました。空港に到着すると、空港ターミナル前にはたくさんの人の姿が……。「すごい混んでるけど…」「何かやっているの?」「誰か有名人でもいるの?」と一緒の人と話していました。ただ、ガイドさん曰く、「ほとんどの人は見送りに来ている人ですよ。」とのこと。

 確かに、ターミナルに入ろうとする人はほとんどいなく、見送りに来ている人が異常に多かったです。ただ、有名人でいうと、ちょうど同じ時間帯に、サッカーの本田圭佑選手が、フライトのために空港ターミナル内にいました(ブータンのクラブチームの選手として試合をネパールでやった後でした)。

 さて、チェックインをしたら、イミグレを通過し、搭乗口前で待ちます。待合室の椅子に座ることはできましたが、かなり多くの人がいました。

 そして、カトマンズ22:30発の便に乗って、出発。行きとは異なり、帰りはほぼ寝て過ごしました。翌8:30頃に成田空港に到着したら、リムジンバスで羽田へと移動した後、北海道へと無事に戻りました。

 興味本位で参加してみたネパール旅行でしたが、予想していた以上に見所がたくさんありました。また、現地ガイドさんからは、後日ヒマラヤの山々を写した写真や動画も送られてきました。機会があれば、今度は直接ヒマラヤを拝みたいと思います。

旅ichi

国内外問わず旅行好き。野球も大好き。北海道旭川市生まれ。札幌市、斜里町、訓子府町、紋別市を経て現在は旭川市に住む。

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