この日は、午前中車を手配して、ルクソールの西岸(王家の谷やハトシェプスト女王葬祭殿など)を回ります。
朝は、ホテルで朝食。屋上がテラスのレストランになっており、ルクソール神殿やナイル川を挟んだ西岸を望むことができる素晴らしい立地のホテルです。個人的に食べられるものが少ないのがちょっと…。



さて、8:00に車が来て、早速王家の谷へ。エジプト新王国時代に造られた墓が、全部で60以上見つかっています。そのうち、見られるのは、10数か所となっています。
まずは、ビジターセンターでチケットを購入。王家の谷の入場料で好きなお墓3カ所に入ることができます。さらに、単独で料金が必要な墓もあるので、あらかじめ見たい場所を決めておく必要があります。自分は、入場料ツタンカーメン
セティ1世
ラムセス6世分を購入しました。※2024年より入場料が上がっているため、全部で10000円弱しました。


ビジターセンターから数百メートルは、シャトルを利用します(往復20エジプトポンド約60円)。いよいよ王家の谷に到着です。



最初に入ったのは、ツタンカーメンのお墓。公開スペースは、あまり広くはありません。ここには、ツタンカーメンのミイラが安置されており、ツタンカーメンと後継者アイ王が描かれた壁画などが見られます。




次は、セティ1世のお墓。ここは保存状態がよく、鮮やかな壁画が残っています。ちなみに王家の谷の中では、最も入場料が高いです。







次は、ラムセス5世・6世のお墓です。こちらは、天井に女神ヌトが描かれるなど、様々な壁画を見ることができます。








続いては、ラムセス1世のお墓。セティ1世の横にあるお墓で、ここも美しい壁画を見ることができます。ちょっと色彩が他のところとは異なりますね。






最後に、ラムセス4世のお墓に。ここは、巨大な石棺があることで有名ですが、色鮮やかな壁画も見ることができます。





もう1つ入ることができるのですが、満喫したのでここでストップ。混んできたことや時間が迫っていることを考慮して、ビジターセンターまで戻り、運転手さんと合流します。
時間が経つにつれ、王家の谷への観光客も増えてきます。入りたい順番とお墓の場所をなんとなく把握し、混み具合に合わせて臨機応変に動くと、効率的に回れる感じがしました。休憩所はありますが、暑いので、ダラダラいることはオススメしません。
次は、ハトシェプスト女王葬祭殿へと向かいます。