王家の谷を後にして、次はハトシェプスト女王葬祭殿です。駐車場に到着したら、まずはチケットオフィスで入場料を支払います。葬祭殿までは、直線を少し歩きます。


ハトシェプスト女王葬祭殿は、エジプト初の女王となったハトシェプストが造設したものです。崖を利用した建物は3階建てで、3つのテラスで構成されており、2階にはハトホル女神の礼拝堂、南方の国プントとの交易図、ハトシェプストの誕生伝説のレリーフなどが残されています。今まで見てきた神殿とは、またちょっと違う建物のような感じも受けました。
また、ここは、1997年にテロによって日本人を含む多くの観光客が死傷するといった事件が起こった場所でもあります。






ここは、ゆっくり見ても1時間とかからない場所です。また、近くには、休憩所もあります。
続いては、メムノンの巨像へ。ここは道路沿いにあり、見学は自由です。元々は、座像の後ろにアメンホテプ3世の葬祭殿があったのですが、後の王に石材として使われて完全に破壊されたそうです。


そして、ホテルに戻って終了です。
ルクソールの西側には、王妃の谷やセティ1世葬祭殿などまだまだ見るところはありますが、全部回るには大変ですし、何が何だかわからなくなりそうなので、今回くらいがちょうど良い感じがしました。