路線バスでヴィエリチカ岩塩抗へ
朝から、世界遺産ヴィエリチカ岩塩坑へ観光に行きます。
クラクフ本駅の西側出口を出たところに、すぐバス停があります。バスの番号は304。時刻表を見ると、平日はかなりの本数が出ているようです。バス停横の券売機で60分券を買い、バスに乗車(バスの中にも券売機があるので買うことは可能)。乗車したら、黄色の改札機に切符を通します。改札しないと、検札でバレた時、容赦なく罰金を取られます。


↑Wieliczka Kopalnia Soliで降ります


↑車内にいくつかある黄色の機械に切符を通すこと‼︎
さて、目的地のあるバス停までは、46分の予定。時間がかかるかなと思ったら、逆に早く着いてしまいました。バス停から入口までは1分ほどなので、すぐわかります。ヴィエリチカ岩塩坑はガイド付きツアーでしか見学することができません。いくつか言語がありますが日本語はありませんので、自分は、英語の9:00スタートのチケットを事前に購入していました。
しかし、着いたのが予定の50分前。雨は降るし、気温は低いし、待つのが結構しんどかったです。帰りのバス停を確認したり、ふらふら歩き回って時間を潰し、時間が近づいたら、英語ツアーの列に並びます。



↑8時台は、人はまばらでしたが、9時前後から一気に人が増えるので予約は必須
ヴィエリチカ岩塩抗内へ
ヴィエリチカ岩塩坑は、13世紀半ばから20世紀半ばまで稼働していた世界有数規模の岩塩採掘場です。複雑に入り組んだ洞窟の一部(約3、5km)が公開されており、岩塩で作られた彫像や採掘の様子を再現した展示、聖堂などを見ることができます。洞窟内は、17、18度に管理されていて過ごしやすいですが、かなり歩くので履き慣れた靴で移動することをオススメします(いきなり階段をたくさん下ります)。

↑15世紀末に訪れたコペルニクスの記念像

↑ヤノヴィツェの間





↑緑に輝く地底湖

↑ミハウォヴィツェの間

↑聖ギンガ礼拝堂は、祭壇から床まですべて塩で作られている


最後のほうには、土産物店もあり、ガイド自体は1時間半ほどかかります。ただ、ガイド終了から出口までも相当時間がかかるので、少なくても2時間はかかると思っていた方が良いと思います。
英語ガイドなので、自分はほとんど言っていることは分かりませんでした(日本語ガイドもしくは音声ガイドが欲しい)。ただ、説明が分からなくても見どころがいっぱいあるので、行く価値は充分にあると感じました。
ヴィエリチカ岩塩坑を後にして、帰りのバスに乗ります。バス停に券売機はありましたが、時刻表はありませんでした…。ただ、行きがたくさんあるので大丈夫だろうと思って待っているとすぐ来ました。クラクフ駅に近づくにつれ道が混んできたので、行きよりも時間がかかって、駅近くの降車場につきました。

↑帰りも304に乗ります
駅に着いたのは昼過ぎでした。午後はクラクフ旧市街を回る予定でしたが、とにかく寒く、体も冷え切っていたので、観光はやめることにしました(ヴィエリチカ岩塩坑で歩き疲れたのもありますが)。
