この日は、バーリからアルベロベッロへの日帰り観光です。
アルベロベッロは、高い円錐形の屋根をもつトゥルッリがあることで有名な町で世界文化遺産にも登録されています。
バーリからは、鉄道かバスで向かう方法がありますが、鉄道の本数が少ないということで、バスにしました。バーリのバス乗り場は、駅の南側になりますが、具体的にどこから出るかは、近くにいる係員に聞きます。乗車券はあらかじめオンラインか駅で購入します。バスで購入できないのでそこは注意が必要です。また、座れなかったら、次のバスに乗ってと降ろされる可能性があるので、早めに並ぶ必要があります。


バーリからアルベロベッロまでは1時間ちょっと。鉄道駅の前が乗降場所になります。

駅から500mほど進むと、ポポロ広場と呼ばれる広場に出て、すぐ先にある教会横のテラスからは,白いトゥルッリの集落が一望することができます。


そこから階段を下りると、さらに大きな広場となっています。まずは、西側に広がるリオーネ・モンティ地区へ。ここが最も賑やかな商業地区で、土産物店やカフェやレストランなどが広がっています。これらの中には、利用がてら中を見せてくれたり、テラスに上がり周りを見せてくれたりするところもあります。西側の上の方には、トゥルッリのサンタントニオ教会もあります。
トゥルッリの屋根に描かれた文字は何を表しているか、いまだすべて解明されていないそうです。不思議ですね。





続いて、東側のアイア・ピッコラ地区へ。こちらは、今も多くが住居として使われているなど、より自然な姿を見ることができます。



北側に行くと、サンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノの聖所記念堂や珍しい2階建てのトゥルッロ・ソヴラーノがあります。


おとぎ話のような世界が広がる街並みを充分に楽しめることができましたが、欲を言えば青空の中歩きたかったですね。もうちょっと映える写真になったと思います。
また、観光客の数もかなり多いです。小学生や中学生のような集団も多かったので、学習の一環で訪れている人もいるようです。周囲に駐車場も結構あるので、自家用車やレンタカーで来ている人も少なくないようでした。

帰りもバスですが、列もメチャクチャなので、多少強引に乗ろうとしないと、次のバスにしてと言われます。なんとか予定のバスに乗ることができ、夕方前には無事にバーリに戻ることができました。
翌日は、飛行機でバーリからピサへと向かいます。