宮城県大崎市古川で朝を迎えた2日目。この日の最終目的地は、会津若松市です。
ひたすら南下しますが、ちょっと内陸に入り、秋保温泉の奥にある秋保大滝(あきうおおたき)を目指します。秋保大滝は、名取川の上流にある落差55mの瀑布で、「日本の滝100選」にも指定されています。滝見台から望めるほか、滝壺までの遊歩道が整備されており、間近でも眺めることができるとのこと。
しかし、この日は前日以上の大雨です。遊歩道は水たまりだらけ、とても滝つぼ近くに行くというような状況ではありません。滝見台への道も、雨や階段を流れ落ちる水を気にしながら向かいます。滝の方の迫力は半端ないですが、やはり良い天気にゆっくり眺めたかったです。



さて、会津若松への道中、蔵王や二本松城などに寄ろうと思っていましたが、とにかく雨がひどく、とても外に出たり、観光するような天候ではありません。ひたすら高速で南下し、SAで休憩しながら進んでいくことにしました。
SA以外に特に立ち寄ることなく、いつのまにか猪苗代湖まで来てしまいました。この辺りでようやく天候も落ち着いてきたので、猪苗代湖沿いにある野口英世記念館へ。
黄熱病研究で有名な野口英世についてを学ぶことのできる博物館で、エリア内には生家があり、1歳半の時に大やけどを負った囲炉裏や上京の際床柱に刻んだ決意文も当時のままに保存されています。


近くでちょっと遅めの昼食を済ませて、会津若松の宿へと向かいます。この日の宿泊地、駅前フジグランドホテルにチェックイン。白虎隊自刃の地として有名な飯盛山や会津若松城といった場所もありますが、前年に行ったばかりなので、ホテルでゆっくりとします。
ホテルの迎えにある、富士の湯という日帰り浴場でのんびり過ごすことにしました。食べる場所もあるので、雨の中の長距離移動の疲れをとることができました。