ジャイプールのレストランで昼食を済ませたら、午後は観光です。
まずは、レストランからすぐ近くにあった風の宮殿。道路沿いからこちらは外観だけの見学です。後宮の女性たちが顔を見せることなく、町を見物できるように建てられたそうです。
道路を挟んで反対側から写真を撮りますが、なかなか収まらないくらい大きいです。ただ、中に入ると、ほとんど奥行きがないようです。


続いては、ジャンタル・マンタルへ。ここは、天文台で、巨大な観測儀が20ほどあります。インド国内に残るジャンタル・マンタルのうち、最も保存状態が良く、この日もたくさんの観光客が訪れていました。いくつかの観測儀は、今も現役で使われているようです。





続いて、通りを挟んで反対側にある、シティ・パレスへ。ここは、1726年に完成して以来、ジャイプールのマハラジャの住まいとして使われている場所です。豪華な建物や美しい玄関など、見どころ満載です。ここにある、巨大な銀の壺は、世界で最も大きな銀製品としてギネスブックに掲載されています。







この日のラストは、アンベール城です。入口に向かう途中、城の麓にある湖のほとりから城を眺めます。丘の上に立つ巨大な山城に圧倒されます。

そして、入城。広いメインの中庭には、切符売り場や土産物屋が並んでいます。階段を上がると、美しいレリーフのある寺院、一般謁見の間などがあります。ここからは、町の景色を眺めることができます。
さらに進むと、美しいガネーシャ門があり、抜けると美しい庭園が広がっています。外側から見る圧倒的な城ですが、中もすばらしい構造です。絢爛豪華なだけではなく、城内は風通しが良くて、日光が窓から入らないように設計されているなど実用的な部分も兼ね備えています。









↑ガイドさんに、鏡にうまく映るように角度を調整して撮ってもらいました

帰る頃には、日が暮れ始めて、一層素敵な雰囲気を醸し出していました。
余談ですが、インドではどこにでも物売りがたくさんいます。ここも例外ではなく、城から駐車場まで移動する際、近くを歩いていた日本の方で、しつこく物売りの人についてこられて、勢いに負けて買いそうになっているのを見かけました。興味がなければ、きっぱり断る、完全に無視することが大切ですね。
アンベール城を出たら、レストランへ移動し夕食です。ただ、昼食がおそかったので、あまりお腹もすいておらず、軽く済ませてホテルへ。


宿泊したホテルは、HOTEL GLITS JAIPUL。部屋もきれいに清掃されており、朝食はビュッフェ形式。寝て起きて朝食をとるだけと、滞在時間は短かったのですが、特別気になるようなところはありませんでした。

心配していたお腹の調子も悪くなることなく、旅も折り返しです。
翌日は、再びアンベール城へ行ったあと、東へ移動しアグラを目指すことになります。