パムッカレで迎えた3日目の朝。
朝食の前に、ちょっと散歩に行ってきました。ホテルから少し歩いたところに市街地と思われる場所がありました。朝早い時間なので閑散としています。石灰棚を模したモニュメントが、ホテルだけではなくここにもありました。



散歩した後は、ホテルに戻って朝食。
朝食後、部屋に戻ろうとすると、ホテルのプールから気球を見ることができました。早朝から石灰棚を望む気球のツアーが行われているようです。

チェックアウトをしたら、我々のツアーも世界遺産パムッカレの石灰棚へと向かいます。水をたたえたプールが幻想的な景観を作り出しています。乾いている石灰棚もあり、もっと水があるといいのなあと思いつつも、そこは自然が作り出すものなので仕方ないです。
石灰棚には、足を踏み入れることができるところもあります。水が流れ続けているところは温水なので、近くに腰かけて足湯をするのにちょうど良いですが、流れずたまっている場所は冷たいところが多いので、注意が必要です。
また、石灰棚はとても滑りやすいので転ばないように気をつけましょう。さらに、眩しいのでサングラスは必須アイテムです。そして、脱いだ靴を入れる袋や足をふくタオルも忘れないようにするといいですね。





石灰棚の周りには、紀元前2世紀に建設された都市の遺構である、世界遺産のヒエラポリスがあります。石灰棚で過ごす時間がやや長くなり、残念ながら野外劇場やアポロン神殿などを見て回ることができませんでした。
帰る前に、古代神殿の円柱が底に沈む露店温泉、アンティークプールは見ることができました。有料ですが、水着を着れば入ることができます。ただ、レストランやカフェが併設されているので、周りの人から見下ろすように見られることは避けられません。この日も35度以上の暑い日でしたが、入っている人は数えるほどでした。


パムッカレ観光を終えると、約400km離れたコンヤへと大移動です(途中、昼食がありました)。コンヤは、13世紀セルジューク朝の都として全盛期を迎えた古都です。緑の塔で目印のメヴラーナ博物館、2本のミナレットをもつモスクのセリミエ・ジャミィを見学しました。宗教色が色濃く残る場所でした。






約1時間のコンヤ観光の後、さらに230km以上移動して、カッパドキアのホテルにチェックインです。今回宿泊したのは、カッパドキア洞窟ホテル「ディレック・カヤ」です。部屋は岩を削って創られており、壁を触ると、洞窟を掘った感触が実感できます。ホテルのテラスからの眺めも良いですね。


このホテルに2泊するので、ホテルのレストランで夕食をいただいた後は、部屋で洗濯をしました。そして、翌朝の気球ツアーに備えて、早めに床に就きました。