2023年末カンボジア⑦(プリア・ヴィヘア)

 ツアー後半戦。コーケー遺跡群を後にして、タイとの国境にある線上にあるプリア・ヴィヘアを目指します。山頂までの道を上がるため、麓の観光管理所で車を乗り換えます。車1台25$なので、6人で割り勘となります。

 車に乗ると言っても、後ろの荷台に乗る状態。もちろんシートベルトなんてものはありませんので、カーブでは激しく振られます。急カーブ、急坂も多いので、帰りは、ちょっとしたジェットコースター状態。日本なら、安全面でアウトですが、そんなことはお構いなしです。

 そんな道を上がって、駐車場に着きます。入口の第一塔門を起点に、北から南に向かって一直線の道です。ちなみに北側に下りの階段があり、タイとの国境につながる道となっていますが、行くことはできません。

 第一塔門への階段には、ナーガの欄干があります。ここは、参道を通って上がっていきます。

 ゆるやかな上りですが、けっこう疲れます。体力に自信がない人は、余裕をもってゆっくり行くといいでしょう。修復工事が行われている場所もありましたが、様々なレリーフを楽しみながら進んでいきます。

 山頂にある第五塔門は、シヴァ神を祀る祠堂を中心に、回廊・塔門などで構成されています。中央にある祠堂では占いが行われているようでした。

 さらに奥へ行くと、断崖となっており、カンボジアの大地を見下ろすことができます。正直、この景色を見るだけでも価値があると思います。また、この辺りにはサルがいるので、物を取られたり、襲われたりしないよう気をつけたいですね。

 寺院と素晴らしい景色を堪能したら、駐車場まで戻って車に乗り、観光管理所へ。そして、シェムリアップまで約250kmの道のりをひたすら走ります。あとは、ホテルに戻るだけというところでしたが、途中で車が壊れるハプニング。幸い、ツアー会社の方で、車の調子の悪い段階で連絡していたため、ちょっと待っていたら代車が来ました。

 予定より遅くホテルに着きましたが、シェムリアップ郊外の3つの遺跡は最高でした。アンコール遺跡に来た際は、絶対に訪れるべき場所だと思います。

 そして、シェムリアップ最後の夜は、パブストリートに繰り出して夕食です。なかなかの賑わいですが、危険な感じはしませんでした。私のように1人で繰り出している日本人も多くいました。

 朝早く夜遅くまで活動したこの日は、ホテルに帰ったら、すぐに就寝です。

 翌日は、シェムリアップからベトナムのハノイに向かいます。

旅ichi

どこへでも行く旅行好き。2018年の初海外をきっかけに海外旅行にもはまる。また、大学卒業まで続けるほどの野球好き。20年近く少年野球に携わる。北海道旭川生まれ。札幌市、斜里町、訓子府町、紋別市を経て現在は旭川市に住む。

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