2021年1月与論島①

 本来では2泊3日で訪れる予定だった鹿児島県の最も南にある島、与論島。前日午前の屋久島⇒鹿児島が欠航になったため、鹿児島空港近くで1泊してから向かう1泊2日のコンパクト旅行になりました。

 この日は、鹿児島空港から与論島行の朝一の便に乗ります。鹿児島県とは言っても、そこは鹿児島市から600km近く離れた島。県内移動でありながらフライトは1時間20分ほどかかります。

 着陸態勢に入ったその時、珊瑚礁のリーフに囲まれた島が見えてきました。やや曇っていたもののきれいな青が見えます。

 与論空港に着くと、レンタカー会社の送迎が来ていたので、送迎車に乗りレンタカー会社に移動します。そして、レンタカーを借りて島内観光開始です。

 まずは、役場のすぐ隣にあるヨロン島観光協会へ向かいました。与論島は「ヨロンパナウル王国」として、町長は国王、観光協会会長が大統領という位置づけをして観光を進めています。この観光協会では、パスポート(400円)を販売しており、施設や飲食店での割引を受けることができます。そこで、パスポートを購入してから、島の東側へ移動しました。

 そして、島の東側でシュノーケリングを行いました。ここには、年に数回、大潮の干潮時に現れる百合ヶ浜があります。ようやく太陽ものぞき、珊瑚を見ながらシュノーケリングを楽しみました。一応、百合ヶ浜が出現する場所でも一枚撮りました。この時は、底に足を付けると、水面が腰くらいの高さにある感じでした。

 シュノーケリングが終わった後は、一度宿にチェックインします。今回お世話になったのは、東部にあるマリナデルレイさんです。静かな場所にあり、のんびりするにはぴったりな場所です。部屋もきれいに保たれていて、食事(朝食)も家庭料理の味を楽しめます。市街地からは少し離れていますが、レンタカーで移動していれば特に支障ない場所と言えるでしょう。

 夕方近くなってきましたが、まだ時間があったので、サザンクロスセンターへ。ここは、与論島の資料館になり、自然や歴史や文化について学ぶことができます。展望台からは島を見渡すことができますし、すぐ近くの与論城跡(2つの神社)を見下ろすことができます。

 続いて与論民俗村へ。ここでは、昔の民家や農具が保管されており、見学することができます。芭蕉布織り体験ができたり、お土産を購入したりすることもできます。

 そして、すぐ近くには赤崎鍾乳洞にも行きました。珊瑚が隆起してできた与論島。そこに地下水が浸食して作り出された鍾乳洞です。そんなに大きくはありませんが、立派な鍾乳洞です。

 観光はここまでにして、夕食は中心地の方へ向かい、「ふらいぱん」という洋食中心のレストランでいただきました。

 そして、宿で戻り、ゆっくり休みます。与論島到着が遅れた分、活発に動き回った1日でした。

旅ichi

どこへでも行く旅行好き。2018年の初海外をきっかけに海外旅行にもはまる。また、大学卒業まで続けるほどの野球好き。20年近く少年野球に携わる。北海道旭川生まれ。札幌市、斜里町、訓子府町、紋別市を経て現在は旭川市に住む。

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