スコピエへ
オフリドを後にして、首都であり北マケドニアの全人口の3分の1が居住する最大の都市でもあるスコピエへと移動します。ところが、ここで予想最高気温が43℃という情報が入ってきます。ずっと晴れてきたのは良かったのですが、最後にきて40℃超えは体に堪えそうです。
スコピエに着き、バスから降りるとたしかにとんでもない暑さです。バスを降りたのは、博物館の近くです。スコピエ博物館は、1963年に起きた大地震で半壊した旧鉄道駅を利用して作られた博物館です。スコピエから発掘されたコインや装身具、彫刻などが展示され、見ごたえたっぷりの博物館だそうですが、ここは外観だけで、マケドニア広場を目指して歩きます。


途中、マザーテレサ記念館へ立ち寄ります。ノーベル平和賞を受賞した慈善家マザーテレサが生まれたのは、このスコピエです。資料や写真がたくさんあり、展示されています。




そして、新市街の中心にあるマケドニア広場へ。中央には馬に乗るアレキサンダー大王の銅像があり、撮影スポットになっています。台座をあわせると約25mという大きな像で、足元には噴水と8頭のライオンがいます。周辺には店やカフェ、大きな建物が立ち並んでいます。



ヴァルダル川に向かって進んだところにかけられている石の橋は、スコピエの観光名所です。この旧市街と新市街を結ぶ石橋は、オスマン帝国時代の15世紀に作られた重厚なもので、スコピエのランドマークです。

この辺には、古代マケドニア王国の英雄や近代の英雄の像がたくさんありました。それにしても暑かったです……。



石橋を渡ってしばらく進んだところにあるバザールとも呼ばれるエリアで、短い自由時間。小さな店がぎっしりと並んでいます。迷路のような路地には、野菜や果物、衣服、家庭用品、オモチャなど、あらゆるものが売られていました。


とにかく暑いのでアイスを買いましたが、なんと1€。物価はとても良心的です。そして、バスへ戻り、スコピエ空港へと向かいました。
スコピエ→イスタンブール→羽田→旭川
スコピエ空港は、首都の空港でありながらあまり大きくありませんでした。手続きを済ませたら、利用できるラウンジがあったので、入りました。ラウンジもこじんまりとしていましたが、きれいで食事もおいしかったです。




そして、スコピエからイスタンブールを経由して翌夜には羽田空港へ到着、無事にツアーは終了しました。(羽田空港近くに1泊し、旭川へは翌日の飛行機で戻りました)。
今回のツアーは1人参加されている方が非常に多く、またいろんな国に行かれている方が多かったので、ツアー中は旅行談議が盛り上がりました。また、旅行会社指定のお土産店に寄るなんてこともなく、観光メインだったのも良かったです。そして、添乗員さんの気配りや対応も素晴らしく、とても良い旅行となりました!!
