チェックインして小休憩をした後、スリランカに来たら外せない場所、シーギリヤロックへと向かいます。宿からは徒歩で行きますが、途中から巨大な岩が見えてきますし、間違えることはないでしょう。そして、10〜15分くらいでチケットオフィスに到着します。チケットを売っているのは、入口から少し離れたところにある博物館内になりますので要注意。入場料は、1人35ドルと少々お高めです。

入口で入場券をかざして入ります。ハスの水路を越えた先に、水路や遺跡、そして巨大な岩が見えてきます。岩に近づいてきたら、左側(北側)の階段を上がり、北側の広場にライオンの足が残っている宮殿への入口があります。





ここから、超急な階段を上がります。できるだけ下を見ないように‼︎上がった先が岩の頂上、王宮跡になります。王が、自らの父親殺したことで弟からの復讐に恐れた結果、岩山に城を築いたらしいのですが、とんでもない場所に、とんでもないものを造ったことを実感します。



頂上から見下ろす周りの景色も絶景です。ただ、ゆっくりしようとしていたところに雨が降り始めたので、急いで下ります。下りの階段は本当に怖いです。



そして、ミラーウォール(鏡の回廊)を抜けて、シーギリヤレディ(美女のフレスコ画)を目指します。
ミラーウォールは、漆喰に卵の白身、蜂蜜、石灰を混ぜたものが上塗りされ、磨かれたことで光り輝く壁ができたそうですが、天気のせいであまりその凄さを感じられませんでした。
壁を抜け、螺旋階段を登った先にあるシーギリヤレディは、1600年ほど前に描かれたものとは思えない美しい姿の女性、神秘的な表情に息を呑みます。また、岩の凹凸も、立体感を醸し出しています。このフレスコ画を見るだけでも、来た価値があると思いました。ちなみに、ここだけは、撮影禁止(係員もいます)となっています。



シーギリヤロックを堪能して帰ろうと思っていたのですが、ここで豪雨。少し雨宿りをして待っていたものの、やむどころか凄まじくなるだけだったので、滝のように水が流れる階段を下り、ずぶ濡れになりながら歩いて宿に帰りました。

災難はこれだけにあらず、宿に着いてシャワーを浴び、洗濯を済ませたら、今度は停電。エアコンも使えないし、復旧までは我慢です。しばらくして回復したので、睡眠はしっかりと取れましたが、なかなか中身の濃い1日となりました。
※訳あって久々の投稿です。色々とありまして、それはまた後ほど