2024年1月京都

 京都にプチ旅行してきました。京都は、街並みが好きなので、何度も訪れています。

 金曜日、仕事を昼で上がり旭川空港から羽田空港経由で伊丹空港へ。伊丹空港からは、バスで1時間ほどかけて京都駅へ移動しました。京都駅からは、地下鉄に乗って五条駅へ行き、すぐ近くにあるザ・ポケットホテル京都烏丸五条で宿泊です。部屋はコンパクトで寝具と小さな机くらいしかありませんが、泊まるだけという方には、十分でしょう。

 翌日は、まず地下鉄・バス1日券を購入。京都駅へ移動した後、伏見稲荷へ向かうバスに乗ります。伏見稲荷大社と言えば、千本鳥居です。朝早い時間帯だったので、比較的空いていましたが、やはり外国人の方が多いですね。

 伏見稲荷を出たら、再びバスに乗って京都駅へ戻ります。続いては、伏見とは正反対の北山方面を目指します。金閣寺行のバスがちょうど来ていたので乗車し、金閣(鹿苑寺)へ。華やかな金箔もそうですが、池に映る金閣もきれいですね。

 続いては、バスと徒歩で龍安寺へ。龍安寺の石庭でのんびり過ごします。どこから見てもすべての石は見えない不思議な配置ですね。また、ここには「吾唯知足」のつくばいがあります。

 龍安寺から再び徒歩。次に訪れたのは仁和寺。入口の大きな仁王門が特徴で桜の名所でも知られる仁和寺。門は車の通りに面しているので、撮影する時は場所を考えたいですね(実際に道路に出て写真を撮っている外国人の方がいたので……)。

 次は、歩いて近くの御室仁和寺駅へ行き、嵐電で天龍寺へと向かいました。京都に行くと、なぜかいつも寄ってしまう天龍寺。大きな庭園と大方丈の感じがなんともいいですね。

 天龍寺を出たら、渡月橋を眺め、近くのお店で昼食をとりました。真冬なので人は少なかったのですが、紅葉時期や夏に訪れると、とんでもなく人がいます。

 昼食後は、嵐山駅から嵐電に乗り、四条大宮まで一気に移動し、バスの乗り換えて銀閣(慈照寺)へと向かいます。向月台や銀沙灘、少し高台から望む境内と京都の街並みが素晴らしいです。歴史の教科書で見られる書院造は、東求堂のものが多いです。ここは、春や秋の特別拝観の際に入ることができますが、撮影は禁止です(しかもけっこう拝観料が高かった気がします)。

 銀閣を出たら、バスで平安神宮へ。平安神宮は遷都1100年を記念して、明治28年に遷都のおや神様である第50代桓武天皇をご祭神として創建されたそうです。ここには、明治時代の代表的な日本庭園、平安神宮神苑があるので、ゆっくり見て回りました。また、日本最初の電気鉄道『京都電気鉄道電車』の車両が展示されています。

 この日は、ここで終了。

 翌日、昼には京都駅から伊丹空港行のバスに乗らなくてはいけないので、時間を考えて行動します。

 まずは、京都駅に移動してコインロッカーに荷物を預け、バスで清水寺へと向かいます。久々にあの坂を上ると息がハアハア。それにしても、清水寺はいつ行っても人が多いです。

 続いては、豊臣秀吉の菩提を弔うため正室・北政所(ねね)が1606(慶長11)年に創建した高台寺へと歩いて向かいます。秋には、ライトアップされた紅葉を見るため行列ができますが、冬はすいすい移動できます。

 最後は、高台寺からすぐ近くにある霊山歴史館へ。幕末維新に関する展示物が多くあり、幕末や歴史好きにはぜひ訪れたい場所ですね。歴史館の向かい側には、幕末維新で活躍した人物たちが眠る墓もあります。坂本龍馬と中岡慎太郎の墓には、いつも人が訪れています。

 ※写真は霊山歴史館と坂本龍馬・中岡慎太郎の墓(2007年撮影)

 施設見学後は、バスで京都駅に戻ります。そして、伊丹空港へ移動し、羽田空港経由で旭川空港とフライトを重ねて旅は終了です。

 京都は、年中観光客が多いですが、冬は比較的空いている方なので、予定通りに観光しやすいです。実際に今回の旅も、けっこう詰め込んだ方ですが、問題なく回ることができました。

 春や秋などは、宿もなかなか取れないですし、ある程度行くところをしぼるか、スケジュールに余裕をもって行動しないとなかなか厳しいです。ゆっくり観光したいのであれば、冬もありですね。

旅ichi

どこへでも行く旅行好き。2018年の初海外をきっかけに海外旅行にもはまる。また、大学卒業まで続けるほどの野球好き。20年近く少年野球に携わる。北海道旭川生まれ。札幌市、斜里町、訓子府町、紋別市を経て現在は旭川市に住む。

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