予防接種は必要??
世界一周をするにあたり、予防接種はどうしたらいいのかを検討しました。
世界一周経験者でも、まったくしていない方もいれば、5,6種類接種している方もいました。自分の訪問場所を考えた時に、候補に挙がったのは破傷風、A型肝炎、黄熱病の3つですが、最終的には黄熱病だけ接種することにしました。黄熱病だけは受けるとした理由は、ペルーとチリでは、黄熱病の予防接種を行った証であるイエローカードの提示を求められる可能性があるからです。
さて、黄熱病の接種は、どこでできて、いくらかかるのかという知識がゼロです。調べてみると、私の住む北海道では、小樽検疫所(小樽地方合同庁舎1階)、千歳空港検疫所支所(新千歳空港国際線ターミナル内)の2か所でしか受けられないとのこと。しかも、完全予約制です。さらに、小樽は第3火曜日の午後、千歳は第4火曜日の午後と、1か月に2回しかチャンスがありません。
※令和7年4月から小樽検疫所では、札幌医科大学付属病院で黄熱予防接種を行うことになりました。
私は小樽検疫所で受けることにしました。受ける1か月前から電話予約が必要で、定数に達した時点で予約受付が終了されます。接種日を決めたら、予約可能日にすぐ連絡すると良いと思います。また、時間の指定はできません。電話では、いくつか聞かれることがあるので、パスポートとお薬手帳を用意しておきます。
予約が完了したら、当日までに用意するのは、問診票と申請書、そして収入印紙(17,680円)です。当日、これらのものと、パスポートと健康保険証やお薬手帳等の必要な物を持っていきます。あとは、その日までに体調を崩さないことですね。
接種日、小樽検疫所に着くと、身元を示すものを提示し、問診票と申請書、収入印紙を提出すると、番号札を渡され、時間まで待機。時間になると、接種者全員への説明が行われ、それが終わると、順番に接種を行います。接種後は、30分の経過観察が必要です。

接種後の待機中に証明書(イエローカード)が発行されました。内容を確認して問題なければ、予防接種は終了です。2016年以降、イエローカードは生涯有効ということなので、今後、もう接種する必要はありません。

もう一つの保険の方も検討してみました。
今までは旅行会社や航空会社を通して保険に加入していましたが、今回の旅行にあたり、持っていた有料のクレジットカードに付帯されていた海外旅行保険の内容を確認しました。すると、十分な感じがしましたので、直前になって不足しているサービスがあれば、そこだけ追加しようと考えています。
