2021年12月末 波照間島

 この日は、12月31日大晦日です。

 前日に西表島から石垣島に移動していましたが、2021年最終日は、石垣島から波照間島への日帰り旅行を計画しました。過去に何度か行こうと思っていましたが、冬時期の波照間島への便はかなりの確率で欠航するため、1度も上陸することができませんでした。

 今回は、なんと行けそう。ということで、朝食を済ませたら、フェリーターミナルへと向かいます。乗船券は事前に予約していたので、カウンターで手続きを済ませるだけです。

 そして、8:00に石垣港を出発。コロナ禍で座席に制限があるかと思いましたが、意外にもびっしりと人が乗っていました。波照間時は、外海に出るため、けっこう揺れると聞いていましたが、個人的には気になりませんでした。1時間以上かかっては波照間島の港に着きます。

 波照間島に着いたら、近くでレンタサイクルを借ります。事前に予約しておくと良いのですが、私も含め当日下船してから借りる人も相当数いたように思います。比較的早めに下船したため、レンタサイクルを借りるのにそこまで時間はかかりませんでしたが、電動アシストを付いたものは借りられなかったので、普通の自転車で頑張ります。

 まずは、中心地に向かう途中にあるコート盛へ。ここは、旧藩時代の火番所で、海上監視などを行っていた場所だそうです。

 次は、中心を抜け南東の方に向かい、星空観測タワーへ。不定期で日没くらいの時間に開館するそうですが、もちろん訪れた時間帯は開いていません。波照間島は、全88星座の内、84星座が見られる島です。いつか、島に宿泊して夜空を眺めたいところです。

 そこから、数百mのところに、日本最南端の碑があります。もちろん日本の最南端は沖ノ鳥島ですが、波照間島は日本最南端の有人島ということで、このような碑があり、島内には様々最南端があります。南側の海岸は崖になっており、波が激しく打ち付けていました。

 最南端の碑を後にして、続いては、長閑な道を走りながら、港近くのニシ浜へ向かいます。

 ニシ浜は、島の北側にあり、真っ白なパウダー状の砂浜が1km以上にわたって続いています。海水浴やシュノーケリングのスポットですが、この日は真冬で海に入る人はいません(いるわけないです)。ただ、きれいな波照間ブルーを眺めながら、のんびり過ごすには絶好の場所です。

 しばし、ニシ浜でのんびりとした後、中心部へと自転車をこぎ進めます。特に目的の場所もなく、ふらふらと見て回りました。大晦日ということで、店もやっていないところがほとんど、郵便局も開いている感じがなかったので、通り過ぎてしまいました。

 港へ戻り、レンタサイクルを返却。船の出発時刻まで、ターミナルで待つことにします。ターミナルには、売店が2店舗あり、島のお土産などを購入することができます。大晦日でコロナ禍ということで、食べる場所や飲食購入は難しいと判断して、石垣島であらかじめ買った軽食を食べ船を待ちました。

 波照間港を出発したのは13:15。帰りの船もほぼ満員状態でした。14:30頃に石垣港に着いて、宿へと向かい、年を越しました。

 今回は強行日程だったので、波照間島には、もう一度ゆっくり訪れ、星空やきれいな海を堪能したいと思いました。レンタサイクルは、風があるとけっこうしんどいので、電動アシスト付きの方がいいと実感しました。

 そして、2022年1月1日は、完全移動日です。まずは、チェックアウトしてバスターミナルへ移動し、バスで石垣空港へ。昼過ぎの便で那覇空港へ行き、那覇空港から羽田空港、そして、旭川空港へと飛行機3本で到着です。2000km以上の大移動し、南国から一気に冬景色…家に着いて始めにやるのは、家の前の除雪でした……。

旅ichi

どこへでも行く旅行好き。2018年の初海外をきっかけに海外旅行にもはまる。また、大学卒業まで続けるほどの野球好き。20年近く少年野球に携わる。北海道旭川生まれ。札幌市、斜里町、訓子府町、紋別市を経て現在は旭川市に住む。

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